2021年05月03日(月) U-13トレーニングマッチvsノガーナ橋本

大國

予定していた２泊３日トレーニングマッチだらけの合宿が中止になり、なかなか思うようにスケジューリングすることが難しい中、唯一組めたトレーニングマッチ。

コンクリート並みにカチカチのグラウンド状況が試合内容に大きく影響する中、落ち着いてゲームを進めることができずに、バタバタした中でも、取り組んでいるDFラインの背後へのボールの処理と、場所を意識したプレーが途切れずできたことで締まったゲームになりました。

前線の選手が背後を意識して動き出す。

中盤の選手がセカンドボールを回収する、ワイドが幅をとれてボールが入る。

この時に、さぁどんな攻撃が始まるかな？！という雰囲気をつくるものの単調なプレーが続きましたが、2本目以降は、いくつかいい展開でゴールまで結びつく場面もつくることができました。

ゲームが落ち着かない中で、どうやってこっちのペースに引き込むか。

どんな選手が出ていて、どんな特徴があって、どういうサッカーをすることが今の自分たちにとって有利なのか。

この辺が非常に重要になってきます。

いろんな選手がいる中でたくさんの選手がゲームに絡めるようになってきました。

もっと自分を知ることが必要で、もっとサッカーのこと、サッカー以外のこと、一人一人が考えないといけない。

答えをすぐに出すのは簡単で、考えてやれというだけも簡単だけど、自由にした中で、こっちが我慢強くないとブレてしまう。見守る力が必要。

一番時間のかかることだが、大切にしたい。

朝起きて、どんな気持ちでグラウンドに到着して、着替えて何をしないといけないのか。

ウォーミングアップが始まって、どんなメンタルになっているか？

今のところ、立ち振る舞い、顔つき、身だしなみ、言動、行動、誰ひとり自立していない。

ただ、そんなことは当たり前で、ここから少しずついろんな経験をする中でいろんな判断を自分の物差しで、その場その場の状況に応じて決断していく。

これがいい習慣。

それがきっとゲームに出てくる。

失敗することはたくさんあるだろうし、これが失敗？！ということもたくさんある。

さっき、これはよかったのに、今これは×？！なんてことも。

自分の道を自分で切り開くには本当に必要なことである。

現に今、このコロナ渦の中、自分の判断で、みんなの活動を責任もって決断していくことはなかなか難しい。

難しいからみんなにも求める。

時に触るだけで入るようなパス。時に、全力で走らないと追いつかないパスを出しながら。

今はほぼエンジェルパス！！

選手もスタッフもともに成長していく必要がある。